2024年3月7日(木曜日) 8ページ PBRの話題

三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)の株価が6日に終値で前日比11円(1%)高の1608円をつけ、PBR(株価純資産倍率)で1倍を回復した。終値ベースで1倍台に乗せるのは2013年5月以来となる。

三菱UFJは13年以降の低金利下で、傘下の米地銀「MUFGユニオンバンク」を売却したり、リテールビジネスのコストを削減したりしてきた。24年3月期の連結純利益は過去最高益を計画し、QUICKコンセンサス(市場予想平均)では来期も最終増益となる見通しだ。日銀のマイナス金利政策の解除を見据え、稼ぐ力が一段と上向くとの見方が高まっていると日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79032740W4A300C2EE9000/

2024年3月6日(水曜日) 8ページ デジタル通貨の話題

日本経済新聞社と金融庁が主催し、金融とテクノロジーが融合したフィンテックをテーマに議論する総合イベント「FIN/SUM(フィンサム)2024」が5日開幕した。日銀の植田和男総裁が挨拶し、中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)の日本での導入について「国民的な議論を経て決まるべきもの」との認識を示したと日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79007540V00C24A3EE9000/

2024年1月24日(水曜日) 3ページ 日銀会合の話題

日銀によるマイナス金利政策解除に向けた見極めは最終段階に入った。前提となる物価見通しは4年連続で目標の2%程度が視野に入り、高水準の賃上げが続けば条件は整う。市場では春季労使交渉の結果を踏まえて判断できる4月に解除するとの見方が多いと日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77905530U4A120C2EA2000/

2024年1月9日(火曜日) 3ページ 日銀のETFの話題

10年以上にわたり上場投資信託(ETF)を買い、事実上、株価を下支えしてきた日銀が、2023年に株式の売り手に転じたもようだ。暦年ベースで株式の売り手になるのは、10年のETF買い入れ開始後で初めてだと日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77501920Y4A100C2NN1000/

2023年12月20日(水曜日) 1ページ 日銀、金融政策の話題

日銀は19日に開いた金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の現状維持を決めた。植田和男総裁は同日の記者会見で物価2%目標の持続的な実現に向けて「確度は少しずつ高まっているが、賃金と物価の好循環をなお見極める必要がある」と述べた。マイナス金利政策の解除など緩和の出口を巡っては日銀内に温度差もあり、慎重に判断する構えだと日本経済新聞が報じています。

2023年12月9日(土曜日) 1ページ 急な円高の話題

歴史的な円安相場に転機の兆しが出ている。米国の金融引き締め局面が終わりに近づくなか、日本で金融緩和の出口に対する意識が強まってきた。世界で孤立した極端な緩和状態から脱すれば、「超円安」も終わりを告げる可能性は高い。問題は「利上げには耐えられない」といわれた日本経済の構造的な弱さを克服できるかどうかだと日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76820310Z01C23A2MM8000/

2023年10月31日(火曜日) 1ページ 日銀決定会合の観測記事

日銀は31日に開く金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の再修正を議論する。現在1%としている長期金利の事実上の上限を柔軟にし、一定程度1%を超える金利上昇を容認する案が有力だ。米金利上昇を背景に日本の長期金利は1%に迫っている。日銀が金利を抑えつけることで、市場機能のゆがみが膨らむ事態を避ける狙いがあると日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75727790R31C23A0MM8000/

2023年10月28日(土曜日) 3ページ 巨大テック逆風の話題

米長期金利の乱高下で金融市場が不安定になっている。米国債は世界で最も安全な資産と見なされているにもかかわらず、10月まで6カ月連続の下落(金利は上昇)となりそうだ。「運用の物差し」である金利の揺らぎも影響し、巨大ハイテク7社の時価総額は今月だけで60兆円も減った。想定外の損失が市場に混乱をもたらしていると日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75679180X21C23A0EA2000/

2023年10月22日(日曜日) 3ページ 日銀の金利操作

日銀で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)の再修正論が浮上してきた。米金利上昇に伴い国内の長期金利も上がり、7月の修正で決めた1%という事実上の上限に近づいているためだ。今月末の金融政策決定会合で議論する見通しだが、日銀内には賃上げ動向を見極めたいとの慎重論もあると日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75484080R21C23A0EA2000/

2023年10月16日(月曜日) 15ページ 為替の見通し

今週の外国為替市場で円相場は底堅い展開となりそうだ。前週末には一時1ドル=149円台後半と3日以来の円安水準を付けた。ただ心理的節目の1ドル=150円に迫る場面では政府・日銀による為替介入への警戒感から円買い・ドル売りが入りやすい。中東情勢への懸念もくすぶり、円の下値余地は限られるとの見方が多いと日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75290190V11C23A0ENG000/