2023年8月8日(火曜日) 15ページ クレカタッチ改札の話題

鉄道各社がクレジットカードを使って改札機を通過できる仕組みを導入する。東京地下鉄(東京メトロ)が2024年度にサービスを始め、東急電鉄も導入を計画している。海外では公共交通のクレカ決済が浸透している。交通系ICカードを持たないインバウンド(訪日外国人)を取り込む。

東京メトロは、三井住友カードが手がける公共交通向けの決済プラットフォーム「stera transit(ステラ トランジット)」を活用する。あらかじめ専用サイトで「企画乗車券」を購入すると、クレカを改札機にかざすだけで通過できる。具体的な路線は未定だが、24年度中に実証的に導入した上でその後の本格展開を目指すと日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73432130X00C23A8TB0000/

2021年11月24日(水) 日本経済新聞 1面 デジタル通貨 試験発行

三菱UFJ銀行をはじめ3メガバンクやNTTグループなど約70社が参加する企業連合が、年内にもデジタル通貨の試験発行に乗り出す。銀行預金を裏付け資産として発行し、企業間送金や大口決済など資金用途の可能性を探る。早ければ2022年後半をめどに流通を始める計画だと日本経済新聞が報じています・

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77820590U1A121C2MM8000/

夕刊ガールの有感アンテナ その46 郵便局「ようやく」のキャッシュレス対応

こんにちは!夕刊ガールです。
夕刊ガールの有感アンテナ第46回目は「郵便局「ようやく」のキャッシュレス対応」です。

郵便局の郵便窓口に、2020年2月からキャッシュレス決済が導入されるようです。クレジットカードと電子マネー、コード決済の計21種に対応し、同年5月までに約8500局へ広がる予定のようです。

これまでの決済は現金のみに限られていたため、ツイッターでは「やっとか…」といった声が。実は、郵政民営化直後からしばらく、一部郵便局にSuicaが試験導入されていたため、十数年越しの「本格導入」となるのです。

日本郵便は18年9月、郵便局にキャッシュレス決済を導入予定だと発表。19年10月には、決済ブランドと導入局が発表されました。20年2月3日から導入されるのは、全国の65局。その多くは各県庁所在地の中央郵便局ですが、東京、神奈川、埼玉、千葉は複数局で当初から導入されます。

対象となるのは、郵便料金や荷物運賃(ゆうパック、ゆうメールなど)に加え、切手やはがき、レターパックなどの販売品。カタログや店頭商品など、物販商品の支払いにも対応します。プレスリリースによると、局員がモバイル端末で磁気やIC、コードを読み取って、決済を行うようです。

対応ブランドには、ゆうちょ銀行の「ゆうちょPay」も含まれています。これは、ゆうちょ口座から即時決済できるコード決済です。19年5月にサービスを開始しましたが、これまで郵便局では使用できず、違和感を覚える利用者も多かったようです。

郵便局のキャッシュレス化には、なんと前例があります。新宿郵便局(東京都新宿区)では、07年10月から郵便窓口にSuicaを導入。長らく「試験導入」の形で続けられていましたが、15年秋までに終了しました。利用者からは当時、「非常に不便になった」「ほかの郵便局に全然広まらなかったな」といった反応が出ていたようです。新宿局は65局に含まれているため、4年半ぶりの「再導入」となるようです。