2023年10月22日(日曜日) 3ページ 日銀の金利操作

日銀で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)の再修正論が浮上してきた。米金利上昇に伴い国内の長期金利も上がり、7月の修正で決めた1%という事実上の上限に近づいているためだ。今月末の金融政策決定会合で議論する見通しだが、日銀内には賃上げ動向を見極めたいとの慎重論もあると日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75484080R21C23A0EA2000/

2023年1月14日(土) 1ページ 長期金利上限超え

日本の長期金利が上昇している。13日に一時、0.545%と日銀が上限とする「0.5%程度」を大きく上回った。日銀が2022年12月に上限を「0.25%程度」から引き上げて1カ月弱で早くも上限を突破した。債券市場のゆがみを突く形で投機筋などが国債を売る動きが強まる。日銀は金利を抑え込むために国債購入を増やさざるを得ない状況に追い込まれていると日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67586610U3A110C2MM8000/

2022年4月21日(木) 日本経済新聞 1面 日銀、連続指し値オペ

日銀は20日、複数日にわたって決まった利回りで国債を無制限に買う「連続指し値オペ(公開市場操作)」を実施すると発表した。実施は21~26日の土日を除く4営業日。新発10年物国債を0.25%の利回りで買い入れる。国内の長期金利が0.25%まで上昇したため金利上昇を防ぐ。外国為替市場では日米の金利差拡大を背景に円安が加速しており、20日には20年ぶりに1ドル=129円台半ばまで下落したと日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60181200R20C22A4MM8000/

2022年2月12日(土) 日本経済新聞 1面 金利上昇 世界に広がる

世界の金融市場で金利の上昇が広がってきた。米国は長期金利の指標となる10年物国債利回りが2年半ぶりに2%台に乗せた。日本も6年ぶりの水準にじわり上昇。新型コロナウイルス禍で世界各国は財政拡大で対応し債務を膨らませてきた。しかしインフレに直面し、緩和局面は転機を迎えている。金利上昇で利払い負担は増し、経済基盤の弱い南欧や新興国ほど影響が大きくなりえると日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80090880S2A210C2MM8000/

2022年1月9日(日) 日本経済新聞 2面 米長期金利、コロナ前水準

金融市場の転機が近づいている。米長期金利は7日に一時1.8%台を付け、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の水準まで上昇した。同日発表の米雇用統計で失業率が大きく下がり、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め方針は変わらないとみた投資家の国債売りが広がった。株式市場ではハイテク株中心のナスダック総合株価指数が前日比1%下げた。投資家は運用先の見直しを進めている。

長期金利の指標になる10年物国債の利回りは7日に一時、1.8%台を付けた。2020年1月下旬以来、2年ぶりの水準となったと日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79078230Y2A100C2EA1000/