農林中央金庫は2024年度中に、保有する米国債や欧州国債を10兆円以上売却する。運用収支悪化の主因となっている利回りの低い外国債券の損失を確定し、債券運用のリスクを引き下げる狙いだ。損失処理に伴い、5000億円超と見込んでいた2025年3月期の最終赤字額は1兆5000億円規模に拡大するとみられると日本経済新聞が報じています。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO81487860Z10C24A6MM8000/
農林中央金庫は2024年度中に、保有する米国債や欧州国債を10兆円以上売却する。運用収支悪化の主因となっている利回りの低い外国債券の損失を確定し、債券運用のリスクを引き下げる狙いだ。損失処理に伴い、5000億円超と見込んでいた2025年3月期の最終赤字額は1兆5000億円規模に拡大するとみられると日本経済新聞が報じています。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO81487860Z10C24A6MM8000/
外国為替市場でドル高基調の修正が強まっている。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が28日の講演で利下げ開始に言及し、米金利は大幅に低下した。ドルは幅広い通貨に対して売られ、円は一時1ドル=146円台と2カ月半ぶりの水準まで上昇したと日本経済新聞が報じています。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76533030Z21C23A1EA2000/
日銀は21日、金融システムの安定性を評価する金融システムリポートを公表した。米地銀の破綻を踏まえ、地銀など国内だけで営業する銀行の債券含み損の水準を試算したところ、規制上の自己資本比率0.8%分に相当するとした。含み損が実現しても規制比率は割り込まないという。日銀は「金融システムは全体として安定性を維持している」と強調した。
米利上げで保有債券の価格が下落(金利は上昇)し金融機関が含み損を抱える構図は世界共通だ。リポートでは、含み損がすべて実現すれば、地銀など国内基準行の自己資本比率を中央値で0.8%、信用金庫では同1.7%押し下げると試算した。それでも地銀は8.8%、信金は10.2%と規制の4%を大きく上回る水準を保つとしたと日本経済新聞が報じています。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70421680S3A420C2EA1000/
国内の3メガバンクが保有する外国債券の含み損が今年9月末時点で計4兆円規模にのぼることが分かった。米金利上昇で債券価格が下落したためで6月末時点の2.6兆円強から3カ月で約5割増えた計算だ。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが続けば含み損の拡大が見込まれる。追加の損失処理に踏み切るかが焦点となりそうだと日本経済新聞が報じています。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65951280T11C22A1MM8000/