8月上旬、東京都内のある家庭のキッチンが沸いた。ハンバーグにポテトサラダ、ホタテのクリーム煮と3時間ほどで手際よく仕上がった料理は作り置き用で計10品。作り手は「出張シェフ」の肩書を持つ、深沢絢さんだ。
新興企業のシェアダイン(東京・港)が手掛けるサービスだ。シェアリングエコノミー(シェアエコ)は、モノやサービスを個人や事業者間で貸し借りする仕組みで、料理や家事などの「スキルの共有」もその中核をなす。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75544570X00C21A9EP0000/