2021年12月3日(金) 日本経済新聞 12面 廃プラを「原油」に

ENEOSや三菱ケミカルなどが、プラスチックの廃棄物を原油に近い状態に戻し原料として再利用する事業を始める。「ケミカルリサイクル」という手法だ。脱炭素と循環型経済の流れを受けて、かつて普及に至らず埋もれた技術に再び挑む。技術革新をけん引するスタートアップと組みコストなどの課題解決に取り組む。独BASFなど先行する欧州勢を追う。

ENEOSは三菱ケミカルと共同で、廃プラを原油に近い油に戻す設備を2023年度にも稼働させる。同種の設備で国内最大級の年間2万トンの処理を目指す。生成した油は原油やナフサに混ぜ、両社の既存設備でプラスチックに再生すると日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78108250S1A201C2TB1000/

2021年6月20日(日) 日本経済新聞 1面 グリーン水素 価格、3分の1

ENEOSと千代田化工建設は製造過程で二酸化炭素(CO2)を出さない「グリーン水素」の製造プラントを共同開発する。電気分解に関する独自技術を使って設備投資を抑え、水素価格を1キログラム当たり330円と、現在の3分の1程度にするのを目指す。実現すれば社会全体の脱炭素を大きく後押しすると日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73073770Z10C21A6MM8000/