2020年5月6日(水) 日経新聞 3面 ◯◯◯医療で創薬早く

――新型コロナウイルスは人類に様々な課題を投げかけています。

「感染症は人類を何度も脅かしてきた。今後も必ず、何回も起きるだろう。今回の世界的なまん延はグローバル化の進展が要因だ」(日経新聞より引用)

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO58785140V00C20A5NN1000/

2020年3月23日(月) 日経新聞 きょうのことば ◯◯規制 感染症の拡大を防ぐために各国が取る入国拒否などの措置

感染症の拡大を防ぐために各国が取る入国拒否などの措置。新型コロナウイルスの感染が広がった1月以降、感染が確認された国からの渡航を各国が規制する動きが急速に広がっている。国際法上、国は外国人の入国を認める義務を負っておらず各国が国内法に基づき判断する。(日経新聞より引用)

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57084990S0A320C2NN1000/

2020年3月19日(木) 日経新聞 きょうのことば ◯ウイルス薬 世界が待ち望む、ウイルス感染症の治療薬

ウイルス感染症の治療薬。ウイルス感染症では、体内に入ったウイルスが細胞に侵入して増殖し、またほかの細胞へ侵入するサイクルを繰り返すことで、爆発的に増える。体内の免疫システムがうまく対処できず、のどや肺、肝臓などで炎症が起きて様々な症状につながる。◯ウイルス薬は、ウイルスが細胞内で増殖する過程を食い止めて症状を改善する。(日経新聞より引用)

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO56974750Y0A310C2EA2000/

夕刊ガールの有感アンテナ その25 コンゴのエボラ熱治療薬試験、2種類が最高生存率90%に

こんにちは!夕刊ガールです。
夕刊ガールの有感アンテナ第25回目は「コンゴのエボラ熱治療薬試験、2種類が最高生存率90%に」です。

エボラ出血熱は昨年8月にコンゴ東部で発生して以来、感染が拡大していて、これまでに少なくとも1800人が死亡しています。

そんな中、今回、コンゴ民主共和国で実施されているエボラ出血熱治療薬の臨床試験で、4種類のうち2種類は生存率が最高でほぼ90%に達したことが確認されたようです。科学者の方たちは、エボラウイルス感染に対する最初の効果的な療法の発見に一歩近づいたとしています。

この2種類は米の製薬会社リジェネロン・ファーマシューティカルズが開発する治療薬「REGN─EB3」と「mAb114」で、米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)によると、両薬ともにコンゴの全患者に提供されるようです。

他の2種類は米のマップ・バイオファーマシューティカル社の「Zマップ」と米のギリアド・サイエンシズ社の「レムデシビル」ですが、この先の試験からは外されたようです。

試験でZマップとレムデシビルの投与を受けた患者の死亡率はそれぞれ49%と53%。これに対し、REGN-EB3とmAb114の投与を受けた患者ではそれぞれ29%と34%でした。また検出された血中のウイルスの水準が低い患者の場合、REGN-EB3とmAb114の投与を受けた患者の生存率はそれぞれ94%と89%に上りました。

米国立アレルギー・感染症研究所のフォーシ所長は「大変重要な進展だ」と述べ、「不運にも感染してしまった人々の命を救うことができる」と期待感を示しています。