2021年11月16日(火) 日本経済新聞 7面 2社の違い

制御機器大手のキーエンスと会社3分割を先週発表した東芝。あまり見ない取り合わせだが、比較をすると興味深い。

2021年4~9月期決算では東芝は株主総会問題の後遺症にコロナ禍が重なり、業績の回復力が鈍い。一方、キーエンスは売上高に占める営業利益の比率が56%にも達し、製造業(同社は工場を持たないファブレス)では突出した存在だ。

キーエンスはセンサーや測定器、顕微鏡などを売り、発電所から記憶装置まで幅広く手がける東芝とは全然違う、という声もあるだろう。だが、東芝は消費財(BtoC向けの商品)事業をここ10年で大幅に絞り込み、今や生産財(BtoBの商品)の会社だ。両社とも主な顧客が「企業」だという点では同じである。(日本経済新聞より引用)

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77568640V11C21A1TCR000/

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