うちのボスの口癖は「普通に考える」です。
例えば、12月19日に大型のIPOがあります。ソフトバンクの通信子会社です。
現在のソフトバンクは、持株会社または投資会社になるようです。
ですから、今回上場するのは、通信キャリアといわれる携帯会社です。
巷の評判では、あのソフトバンクだから上昇するとか、孫社長に期待するとか、前評判が高くて、人気も沸騰し、新規上場の当日には盛り上がること間違いない、といわれています。
けれども、ボスは言います。
「普通に考える」です。
これだけ毎日CMして、日本人のほとんどが携帯電話やスマホを手に入れたので、もう市場は飽和している、と読むべきです。
ですから、株主優待として、通信料の優遇があったり、また、株主優待品としてのグッズを受け取ったりがあるかもしれません。けれど、長期投資として付き合うという、気長な覚悟の株主こそが、投資する銘柄ではないでしょうか。
確かに年末のお祝い事、お祭り事ですから、楽しみには変わりありません。ですが、株価がどんどん上昇すると期待するのは、楽観的すぎではないでしょうか。
以上、「普通に考える」という口癖でした。