2023年12月12日(火曜日) 9ページ 親子上場の話題

東京証券取引所は親子関係や持ち分法適用関係にある上場会社1000社超に対して12月にも、企業統治に関する情報開示の拡充を求める。企業側は上場子会社を持つ意義や、子会社の独立性確保のための取り組みなどの説明が必要になる。少数株主の利益を脅かしかねない親子上場などには相応の説明責任を求め、市場全体の魅力向上につなげると日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76853850R11C23A2EE9000/

12月19日(水) 日経夕刊1面 ソフトバンク上場と公開価格割れ

きょう上場した国内向け通信子会社のことを「ソフトバンク」、いままでのソフトバンクは「ソフトバンクグループ(SBG)」と呼称するようになりました。

アシスタントの独り言〜その1〜 「普通に考える」

うちのボスの口癖は「普通に考える」です。

例えば、12月19日に大型のIPOがあります。ソフトバンクの通信子会社です。
現在のソフトバンクは、持株会社または投資会社になるようです。
ですから、今回上場するのは、通信キャリアといわれる携帯会社です。
巷の評判では、あのソフトバンクだから上昇するとか、孫社長に期待するとか、前評判が高くて、人気も沸騰し、新規上場の当日には盛り上がること間違いない、といわれています。

けれども、ボスは言います。
「普通に考える」です。
これだけ毎日CMして、日本人のほとんどが携帯電話やスマホを手に入れたので、もう市場は飽和している、と読むべきです。
ですから、株主優待として、通信料の優遇があったり、また、株主優待品としてのグッズを受け取ったりがあるかもしれません。けれど、長期投資として付き合うという、気長な覚悟の株主こそが、投資する銘柄ではないでしょうか。

確かに年末のお祝い事、お祭り事ですから、楽しみには変わりありません。ですが、株価がどんどん上昇すると期待するのは、楽観的すぎではないでしょうか。
以上、「普通に考える」という口癖でした。

12月4日(火) 日経朝刊17面 配当利回り○%死守 ソフトバンク上場 異例の値決め