10月下旬。星野リゾート(長野県軽井沢町)が運営する「星のや軽井沢」は多くの宿泊客でにぎわっていた。客室は連日満室。「こちらで検温をお願いします」。「3密」回避へ、客室でのチェックイン対応など従業員が慌ただしく動き回る。
星のや軽井沢は客室の平均単価が9万円を超える高級ホテル。だが政府の観光支援策「Go Toトラベル事業」の効果はすぐに表れた。「既に入れた予約は割引対象か」。支援開始が決まった7月上旬以降、問い合わせが相次いだ。
「東京発着の旅行が加わった10月にさらに予約が増えた」。総支配人の金子尚矢は驚く。来年1月までの予約は前年の2~3割増で推移する。(日本経済新聞より引用)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65777500S0A101C2EA1000/