夕刊ガールの有感アンテナ その20 金持ち企業ランキング!

こんにちは!夕刊ガールです。
夕刊ガールの有感アンテナ第20回目は「金持ち企業ランキング!」です。

与信管理を手がける会社である、リスクモンスターは23日、「金持ち企業ランキング」を発表しました。企業の決算書からネットキャッシュを算出してランキング化したもので、1位は9777億円の「東芝」となりました。

ネットキャッシュは、企業が持つ現預金額から、借入金や社債など返済が必要なものの合計額を差し引いたもの。企業がその時点で自由に使える現預金とも言えます。

東芝は前年の2813位から大幅にアップ。その理由は、経営危機に陥り、半導体子会社の東芝メモリを売却するなどした結果、多額のキャッシュを得た、とされています。

2位は「任天堂」で8445億円。世界的なゲームメーカーの任天堂は、以前から「現預金だけで何もしなくてもしばらく社員を食べさせることができる」などと言われ、キャッシュリッチな企業として知られています。

3位は半導体の材料となるシリコンウエハーの世界最大手「信越化学工業」(8120億円)、4位は自動車メーカーの「SUBARU」(7313億円)、5位は工作機械や産業用ロボットの世界大手「ファナック」(6071億円)──と、製造業が上位を占めています。

上位20社のうち、16社で前年調査からネットキャッシュが増加していました。今後の景気動向が必ずしも明らかではない中、企業はキャッシュの蓄積を進めているようです。また、上位20社のうち、ROE(自己資本利益率)が目安となる10%を超えているのは16社となっています。

リスクモンスターは「現代の上場企業には、ROE(自己資本利益率)を高める経営戦略が求められている。本ランキング上位企業のように、経営の安定性を確保しつつ、積極的な投資や株主還元などにキャッシュを有効活用することで、日本経済をけん引していく企業が増えてほしい」としています。

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