2022年6月26日(日) 日本経済新聞 1面 燃料電池部材の新工事

日清紡ホールディングス(HD)は100億円を投じ、2024年末に国内で燃料電池の基幹部品をつくる新工場を建てる。脱炭素対応で成長が期待される燃料電池の需要を取り込む。新型コロナウイルス禍やウクライナ危機の長期化などで世界的にサプライチェーン(供給網)が混乱している。欧米など向けに製品を安定して供給するため国内で生産体制を整える動きが広がっていると日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62066960W2A620C2MM8000/

2021年3月24日(水) 日本経済新聞 1面 FCVの基幹システム トヨタ、中国生産へ

トヨタ自動車は2022年にも、燃料電池車(FCV)の基幹システムを中国で現地生産する検討に入った。世界最大の自動車市場の中国は35年までにFCV100万台の普及を目標としている。FCVはトヨタが開発で先行し基幹システムの生産も国内にとどめてきた。政策優遇の条件として中国政府が現地化を求めており、初の海外生産に踏み切ると日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70270010U1A320C2MM8000/

夕刊ガールの有感アンテナ その32 横浜市交通局、燃料電池バス営業運行へ

こんにちは!夕刊ガールです。
夕刊ガールの有感アンテナ第32回目は「横浜市交通局、燃料電池バス営業運行へ」です。

横浜市交通局は、燃料電池バスを導入し、営業運行を行うと発表しました。

導入するのは、トヨタ自動車の燃料電池バス「SORA」。10月2日の大さん橋入港予定の大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」の旅客のシャトルバスとして初運行するようです。その後、環境イベントなどへの出典や、みなとみらい地区などでの路線運行を予定しています。

運行車両は1台で、6年リースとしています。充填水素ステーションは、横浜市南区の「ENEOS横浜南水素ステーション」のようです。

なお、水素供給を行うのはJXTGエネルギーで、「Zero Carbon Yokohama」を掲げる横浜市の持続可能な大都市モデルの実現に協力していくようです。

東京都内では既に水素バスが走ってますが、ついに横浜でも開始されます。

普通の自動車と違い、二酸化炭素を排出しない、環境に優しい水素自動車。どんどん普及して欲しいですね。

夕刊ガールの有感アンテナ その11 水素が動力源のハイブリッド鉄道車両、JR東が開発へ

こんにちは!夕刊ガールです。
夕刊ガールの有感アンテナ第11回は「水素が動力源のハイブリッド鉄道車両、JR東が開発へ」です。

JR東日本は4日、水素をエネルギー源とする燃料電池と蓄電池を用いるハイブリッド鉄道車両を開発すると発表しました。2021年度の完成をめざし、その後は約3年間をかけて安全性や走行性能の実証実験に取り組むようです。開発、実験費用などに計約40億円を投じ、24年度の実用化を目指します。

ハイブリッド車は2両編成で、最高時速は100キロ。これは都市圏の電車の平均的な最高時速です。水素と空気中の酸素を化合して電力を生み出す燃料電池と、2次電池のリチウムイオン電池でモーターを回します。水素タンクは自動車用のものを応用し、屋根の上に設置するようです。

JR東日本は2006年、世界で初めて燃料電池を用いた鉄道車両「NEトレイン」を開発していましたが、1度の水素補充で走れる距離は最長で70キロメートルほどにとどまりました。70キロメートルは直線距離でおよそ新宿から箱根までの長さです。今回は高圧水素を利用することで、2倍の約140キロメートルを走行できる見込みです。実験はいずれも神奈川県内を走る鶴見線の鶴見―扇町間や、南武線・同支線の武蔵中原―浜川崎間で、営業列車に交じって行う計画です。

JR東日本は昨年9月、トヨタ自動車と水素活用の分野で包括的な業務連携を結びました。今回の車両開発にあたっては、安全やハイブリッドシステムについてトヨタからアドバイスを受けていくようです。