2023年12月16日(土曜日) 17ページ ある食品スーパーの話題

食品スーパー「業務スーパー」を展開する神戸物産が15日発表した2023年10月期の連結決算は純利益が前の期比1%減の205億円だった。最終減益は9年ぶり。食品の値上げが相次ぐなかでも値ごろ感のあるプライベートブランド(PB)商品などで顧客の支持を集めたが、為替変動の影響を抑えるための為替予約で約40億円のデリバティブ評価損を計上したことが響いたと日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77012200V11C23A2DTA000/

2022年10月9日(日) 日本経済新聞 2ページ 企業、為替予約2割増

円安・ドル高が進むなか、企業が為替予約を急いでいる。みずほ銀行や三菱UFJ銀行では2022年4~8月に企業との取引件数が前年同期比で約2割増えた。これ以上円安が進む前に支払いに必要なドルを確保したい輸入企業や、円高に転じる前にドル建ての売り上げを円に換えておきたい輸出企業の引き合いが多い。円相場の変動は激しく、為替取引の巧拙が企業の収益を左右しかねない状況だと日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65010900Y2A001C2EA1000/

2022年7月2日(土) 日本経済新聞 18面 ニトリ社長

決算会見で似鳥昭雄会長は3~5月期の業績が目標未達となったことについて、「為替の予想が外れたことが1番大きい」と語った。その上で「会社が始まって以来の失敗」と述べた。ニトリHDでは9月分まで1ドル=114円90銭で為替予約をしていたが、足元の為替相場は136円前後で推移する。似鳥会長は「せめて期末まで予約すべきだったと反省している」と述べたと日本経済新聞が報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62265610R00C22A7DTA000/