こんにちは!夕刊ガールです。
夕刊ガールの有感アンテナ第47回目は「Facebook Pay開始へ 傘下アプリ横断で送金、米国で」です。
米交流サイト大手フェイスブック(FB)は12日、傘下アプリを横断して送金できるサービス「フェイスブックペイ」を発表しました。米国内で一部アプリに限り先行開始し、他の国・地域にサービスを拡大する見込みのようです。
フェイスブックペイはFBが計画している暗号資産(仮想通貨)「リブラ」のサービスとは異なります。リブラは各国当局が厳しく規制する方針で、目標の来年前半のサービス開始は困難であるようです。今回のフェイスブックペイで、決済・送金サービスのノウハウを蓄積し、リブラにいかしたいという考えのようです。
米国ではまず、フェイスブックとテキストアプリのメッセンジャーでサービスを開始します。対象を写真共有アプリの「インスタグラム」や、テキストアプリの「ワッツアップ」にも拡大する方針です。他の国の地域にも展開する見通しですが、日本での展開時期などの詳細については公表していません。
利用者はクレジットカード番号などの支払い情報を登録。暗証番号や、指紋や顔認証といった生体認証などの設定を利用した送金もできるようです。
サービス導入にあたってFBは、クレジットカードや決済サービスの「ペイパル」を活用します。こうした既存の金融インフラを利用することで、傘下アプリ横断の送金システム構築の負担を軽減させる狙いのようです。
インスタグラムに送金機能が追加される事はおもしろいですね。インスタグラマー、という言葉が流行っていますが、そのインスタグラマーさんが立ち上げるブランドはとても多くなっています。今は他のECサイトに飛ばなければ購入できませんが、直接インスタグラム内でお金の取引ができたら、このような個人規模のブランド等はECサイトを所持する必要性がなくなりそうです。