夕刊ガールの有感アンテナ その13 FB、数十億人の利用目標 仮想通貨、世界規模で展開

こんにちは!夕刊ガールです。

夕刊ガールの有感アンテナ第13回目は「FB、数十億人の利用目標 仮想通貨、世界規模で展開」です。

米交流サイト大手フェイスブックは18日、暗号資産(仮想通貨)を使った送金などの金融サービスを2020年に始めると発表しました。低コストの金融サービスをスマートフォンのアプリで簡単に利用できるようにします。新たな仮想通貨の名称は「リブラ」と言うようです。スイス・ジュネーブにリブラを運営する協会を設置しています。

ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は「リブラの使命は世界中で数十億人の人々に力を与える簡素で世界的な金融インフラを作ることだ」と強調しました。モバイル端末を持っていて銀行口座がない人が約10億人に上ることを指摘し、こうした人々にも金融サービスを提供する考えを示しました。

送金や買い物での利用を検討していて、実現すればインターネット通販で最も利用される仮想通貨になる可能性もあります。

FBは総額約10億ドル(約1100億円)の出資を、米クレジットカード大手のビザやマスターカードなどに打診し、出資金で仮想通貨の価値を安定させ、ビットコインのように価格変動が大きくなることを防ぎます。電子商取引企業やアプリ業者にも少額出資を打診しているようです。

世界で23億人以上がフェイスブックにアクセスしているのに対し、仮想通貨の代表格ビットコインの口座数は現時点で約3900万とされます。リブラの利用がインターネット通販などで広がれば、既存の仮想通貨の強力なライバルになりそうです。

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